PHPはHTMLに埋め込んで使うことができます。<?php 〜 ?>の中にPHPの命令を書いていきます。画面に「Hello World」と表示してみましょう。
画面に文字を表示する場合は、「echo」と呼ばれる関数(*)を使用します。「echo」は文字列などを出力するための命令です。文字列を出力する場合はシングルクォーテーション「’」かダブルクォーテーション「”」で囲みます。
echo “表示したい文章”;
*「関数」とは、ここでは「機能」のようなものだと考えて下さい。
行末にはセミコロン記号をつけましょう。PHPで処理(プログラムに対する命令)を行う場合、処理の終わりにセミコロン記号「;」をつける必要があります。セミコロン記号をつけないと、プログラムは処理の終わりを正しく認識することができず、エラーが発生します。
実際にXAMPPでphpの動作確認をしてみましょう。
①XAMPPをインストールした後、XAMPP Control Panel を起動して、ApacheのStart ボタンを押してWebサーバを起動させます。
②Windowsエクスプローラーを開き『コンピューター→ローカルディスク(C:)もしくはWindows(C;)→xampp→htdocs』の中に「php_test」という名前のフォルダを作成します。
③テキストエディタ(メモ帳、VSCodeなど)を起動して、phpのプログラムを記述し、「index.php」という名前をつけて、②で作ったフォルダに保存します。
④「http://localhost/php_test/」にアクセスすると、phpの実行結果が表示されます。
<?php
echo"Hello World";
?>
↓実行結果
Hello World